「研究開発における特許情報の戦略的活用」セミナー <第5回目> | |
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講師 | 株式会社戦略データベース研究所 所長 鶴見 隆 氏 ミダスIPパートナーズ代表 大田 恭義氏 |
開催日 | 2016/09/16(金) 13:00 〜 17:00 |
会場 | 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル606号 PAT-T606会議室 会場地図はこちら |
受講料(税別) | 有料/ 1名につき27,500円(資料付)別途、消費税相当額と合わせてご入金いただきます。 |
定員 | 25名 |
テーマ | 『事業戦略の策定・推進と特許情報活動』 |
講師 |
![]() 株式会社戦略データベース研究所 所長 鶴見 隆 氏
鶴見 隆(つるみ・たかし) 1966. 東京大学理学部化学科を卒業と同時に旭化成(株)に入社 同社において、不織布(ベンリーゼ)、人工腎臓用中空糸膜、 ウィルス分離膜(プラノバ)の開発に従事 プラノバの開発で、発明協会発明賞、日本繊維学会技術賞、 日本化学技術省を授与 1993. 同社カシミロン工場長 1997. 同社、常務理事、知的財産・技術センター長 2004. 旭化成(株)を定年退職 2005〜2010 東京農工大学MOT教授として知財関連の講義を担当 2011. (株)戦略データベース研究所を設立、代表取締役社長 他に(株)知財デザイン取締役、(株)メディカルフォトニクス 取締役、知財高裁専門委員、知財国家検定試験委員等 工学博士 <主な論文> ・「戦略的商品開発手法の開発」(QFDと特許情報の融合)、 知財学会創立10周年記念事業論文集、2014 ・「新商品開発における特許情報解析(QFD、デザイン思考、デザイン・ドリブン・イノベーション の場合)」、研究開発リーダー、2015 HP:http://www.sdb-ri.com/ E-mail:t-tsurumi@mtc.biglobe.ne.jp ミダスIPパートナーズ代表 大田 恭義 氏 大田 恭義(おおた・やすのり) 1984. 富士写真フイルム株式会社(当時)入社。医療機器開発に従事した後に 2000. 知的財産部へ異動。主に医療事業分野における発明発掘から権利化、 契約交渉などの知財活動に従事 2008. 医療機器開発部門との兼務となり、知財戦略の推進、リエゾン体制の 整備等で活躍 課題発掘型発明生産手法を広めるべく2015年に退社 2015. ミダスIPパートナーズを創業 一般社団法人企業研究会の研究アドバイザーも務め、複数企業の 知財戦略コンサルタントを手掛け、各種セミナーも開催 E-mail:tanayoba.1242@gmail.com |
講義概要 | (概要) 特許情報は、権利情報として不可欠な情報源であるにとどまらず、業界動向・技術動向の把握、技術的アイデアの探索に 関しても貴重な情報源であり、新製品・新規事業開発等の事業戦略の策定・推進においては、他の一般情報と併せて、特許 情報を最大限有効に用いることが競争優位の事業構築の要諦ということができる。 本セミナーでは、事業戦略の策定・推進過程における特許情報解析について、初歩的かつオーソドックスな解説を行った後、 具体的な事例を用いて、特許情報をいかにして戦略策定・推進に活用するかを解説する。 (内容) 1.事業戦略の策定・推進と特許情報調査 <鶴見 隆 氏> ( 13:15 〜 14:15 ) 1.1 事業戦略の策定・推進のプロセス ・ビジネスモデルの立案 ・事業・研究・知財戦略の立案と推進 ・事業化 1.2 ステージ毎の特許情報調査の進め方 2.特許情報解析のプロセス<鶴見 隆 氏> 2.1 全体プロセス 2.2 特許情報の検索手順 2.3 特許情報の解析 ・マクロ、セミマクロ、ミクロ解析 ・データコーディング法 ・各種マップ解析手法 2.4 戦略データべースを用いた系統解析手法 3.特許情報解析に基づく事業戦略の策定(事例研究)<大田 恭義 氏> ( 14:30 〜 16:30 ) 3.1 新規事業開発におけるターゲット商品の決定 ・生分解性フィルムを用いた新事業開発 ・ステントの新事業開発 3.2 産学連携による製品開発 ・三次元電子顕微鏡の事業化 3.3 中小企業と大手企業の連携 ・太陽熱発電事業への展開 3.4 その他 |